あなたと見る月~新撰組~(編集中)
??「気が付いてたならなんで無視するんだよー!」
歌「それはもちろん原田さんがうるさいからですよ♪」
私が満面の笑みでそう言うと原田の顔はひきつった表情になった。
原「……。もしかして機嫌悪いのか?」
歌「そんなことないですよ♪」
原「あ、うん。なんかすまん」
原田が少し焦ってる様に見えた。
私そんなに怖い顔してたかな??
てか、なんか用事があって話し掛けられたんだよね?
歌「そう言えば何か用事があったんじゃないんですか?」
原「ん?あぁ。これから新八達と島原に行くんだけど月夜も一緒に行かないか?」
島原って遊女がいるところだよね?
遊女がどんな人なのか気になるけど、今日は夕飯の当番だしどうしよう。
私が考え込んでいると原田が察したようだ。
原「そう言えば、お前今日の夕飯の当番だったな。島原には幹部全員で行けばいいから、夕飯は他の隊士に任せればいいさ」
歌「そんなことしていいんですか?」
原「1回くらい良いじゃねぇか」
原田はそう言うと私の肩に手を回して歩き出した。