私だけのメガネ男子な彼。
や、ヤバい…
何か疑われてる…?
ていうか、キミのこと考えてたんだけど…
その腕に、抱かれたい、なんて…。
どうしたらいいのかわからなくて、彼の瞳をじっと見つめていたら、彼の方がハァと息を吐いた。
「まったく…敵わないね」
「…?」
「…今からは俺のこと以外、考えるの禁止ね。」
「え!?」
「もうため息を吐く余裕なんてあげないから。…俺のことだけを考えて。」
「―――!」
「…ていうか、俺のことしか考えられないようにしてあげるよ」