幼なじみをやめるまで
言いだせずにいる私をジッと待つ舞子。
お互い無言の空間が、息苦しい。


きっと、鋭い舞子のことだから、下手に嘘をついてもすぐにバレるし、逆に追求されて真実まで辿り着いてしまうだろう




「…………ふぅ」

「…………はぁ」





何か言わなくちゃと思えば思うほど、頭の中が真っ白になってしまう。
無意識のうちに、スカートをギューっと掴んでいたようで、手元に視線を向けると、裾の一部分が皺くちゃになったプリーツスカート



「あっ……」


「やっちゃたね。なかなかそこまで皺にするの大変よ?」


「………うん」


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