幼なじみをやめるまで
「いやいや、怒ってるでしょ?私なんかした?」




「いいよ。これは俺の中の問題。無自覚で無意識な咲には関係ないから」


「…………」





『関係ないから』


ピシャリと私をシャットアウトするようなその言葉に、チクリと胸が痛んだ。



再びベンチへと寝そべり、雑誌を読み始めた千裕。




もうそれ以上追求ができなくて、仕方なく千裕の寝そべるベンチの端っこに座る。




パラパラとページを捲る音だけが響く。





他に見るものないので、ボンヤリと千裕の手元にある雑誌を眺める。



バスケの専門紙だけあって、内容はバスケ一色だった。




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