BlackButterfly
対戦の時
いよいよ今日が、『butterfly』とのケンカの日。絶対にあの美形をボッコボコにしてやる。
今日は、気合いを入れて希と一緒にサラシをまいて、ジーンズのショーパンをはいて黒のブーツ、そして黒のジャケット。(まぁ、ジャケットはよくヤンキーが着ているジャケットだ。)
そして、ジャケットの裏には『黒姫』っと入っている。
「優希さすがにちょっと…」
「寒いか」す
まぁ、確かに今は秋だ。
「我満するしかない!」
「分かったよ」
そんな会話を希としながら、待ち合わせ場所に向かった。
早く来すぎたみたいだ…
「本当に来るかな?女だからって相手にしてくれないかもね」
希が不安そうに言う。
「来るでしょ」
「そうだよね…」
二人で少し緊張しながら待っていると…
後ろから声がした。
「『黒姫』ってお前ら?」
振り替えるとそこにはイケメンがいた。
「来た!」
希がビックリしながら言う。
「マジだ!!」
あたし達は、来た事の驚きと写真よりイケメンな事に二人、マジで来たよ。つか、超イケメンなんですけど」
「わかるぅ~アハハハ…ヤバい」
butterflyの人達はそんなあたし達にビックリ。
「おい、お前ら。やんじゃねぇのかよ!」
butterfly側の奴らが言う。
「あぁ、そうだったね。ごめんなさい」
ニコッ
あたしは笑顔で答える。
「優希バカでしょ」
希にバカにされ、いつまでもこんな事してるばぁいではない。
あたしは、気持ちを落ち着かせすぅっと息を吸った。
「じゃあ、始めよっか!!よろしくね。『butterfly』さん?」
「あぁ、早くかかってこいよ『黒姫』」
拓磨と言う男が言ってくる。
何かムカつく言い方だな!!
まぁ、勝てばいいだけだし。
「希、行くよ」
「OK 優希」
あたし達はアイコンタクトをとって、5人の男達にかかっていく。
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