BlackButterfly
ー butterfly ー

俺らはだらだらと倉庫に向かっていた。
はぁ、女とケンカ…
殴れないのが惜しいな。
まぁ、ドブスだったら別だけど。
倉庫の前に着くと…
中からは女の声がした。
俺たちは倉庫の中に入り、その会話を止めるかのように声をかけた。
「『黒姫』ってお前ら?」
女は二人で同時に振り替えった。
「来た!」
くり色の長い髪の女がビックリしながら言う。
「マジだ!!」
次ぎに、赤髪の女が言う。
見てて思ったが…
二人ともけっこう可愛い。
殴れねぇーな。
そんな事を思っている中、二人の女は大爆笑している。
俺は少し驚いていた。
よく見ると、隣にいる聖夜も少し驚いていた。
「おい、お前ら。やんじゃねぇのかよ!」
俺らの奴らが言う。
「あ、そうだったね。ごめんなさい」
赤髪の女が笑顔で答える。
「優希バカでしょ」
くり色の長い髪の女が言う。
赤髪の女が、俺らの方を向き息を吸った。
「じゃあ、始めよっか!!よろしくね。『butterfly』さん?」
それに答えるように俺はいいはなった。
「あぁ、早くかかってこいよ『黒姫』
< 3 / 4 >

この作品をシェア

pagetop