口笛が聞こえたら


なんとかホームルームに

間に合って

ホッとしていたから



昨日のメールのことなんて

一切忘れていた



数学の授業になるまでは、、



あの後青木くんから

こんなメールがきた




「ならさ、
 俺と付き合って♪
 城本女いるわけだし(^o^)」




内緒にするから

俺と付き合って って…

それはないだろ!


ってかその前に、、



城本先生って彼女さんいたんだ。


まぁあんな完璧な人に

いないはずないもんな。


気づけよ私…ばか。


それで昨日の夜は泣いた。

切なくて切なくて。



ぶっちゃけ

青木くんの告白よりも

衝撃的だった。


でも城本先生と

付き合えるなんて

夢みたいな話

あるわけないのにね


なに考えてんだろ私


ここは現実!


そうして1年以上思いを


寄せていた先生への恋にも


無理矢理ピリオドをつけた。


そして青木くんへの

返事は保留という形に

させてもらった。
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