廻る、出会いと別れ
小野田さんが四角形を書いてくれた紙を見つめながら色々考えていると、隣の小野田さんがスッと立ち上がった。



「遅くなったしさ、そろそろ帰ろうか」


「はい、そうします」



小野田さんに促され、慌てて帰る準備をした。

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