幸せの選択
「どう思う?」と聞かれ、まじまじとデザイン画を見る。


白と赤の色のコントラストが眩しい

デザイン自体に目を引く斬新さはないものの、色のバランスが誰にも真似できないデザインと主張しているようだった。



「素敵なデザインですね。でも、これを置く場所が限られるかな?と思います」


少し生意気な意見かな?と言ってから後悔したけれど、課長は、まったく気にしなかったようで、むしろ、微かな笑みを浮かべた。




「そうか。『置く場所が限られる』か…ありがとう。お前の意見で、確証が持てた。これを置くのは、リニューアルする帝都ホテルだ」


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