幸せの選択
岡田というその男に、適当に微笑んでから、「じゃあ」と立ち去ろうと思ったその時


「ね、三島さん。これから時間ある?これから、俺達で新しいショールームのオープンの打ち上げに行くんだけど、一緒にどう?」


「いえ私は…」

「行こうよ。特別にショールームのパスあげるからさ。未発表の北欧家具がいっぱいだよ?」


正直、彼等と飲みに行くなんてまっぴらだけど、新しい家具のショールームのパスは、魅力的だ。


もしかしたら、課長の手掛けるコンペに役立つかもしれない。

1時間…そうだ。適当に理由をつけて帰ればいい


「じゃあ、少しだけ」

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