幸せの選択
「来週からは新しいプロジェクトが始まるから、しばらくは時間取れそうにないけど」




「それなら、大丈夫。俺も担当者に混ぜてもらえたから」



「えっ?」




「課長に猛プッシュして勝ち取った!担当営業。だから、仕事でも千秋と接触する機会増えるよ」






今度は正真正銘の笑顔でピースする晃樹。
少年のような笑顔に少しキュンとした。






「そっか、担当の営業さんが晃樹だと私も心強い。なんか、楽しみになって来た!」



「コラ!あんまり頑張りすぎるなよ?辛くなったらいつでも言うこと!」


「はぁい」




「よし!」と言いながら優しく頭を撫でられる。
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