幸せの選択
「はい!あっ!課長すみません、私つい気付かなくて…」



気がつけば、私は上司と飲んでいるのに一回もお酌をしていなかった。



「何が?」


「あの、課長に手酌をさせてしまいました。すみません」




「ああ、そんなこと気にしたのか?自分のペースで飲むからいいよ。今晩は上司と部下じゃないって言っただろ?」



喉元のネクタイをスルリと解き、ワイシャツのボタンを外した後、私の頭をポンポンと2度軽く叩いた

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