初めての彼氏!?
「何してんの?」
それしか言えなかった。やっと、信じられると思った女だった。なにかの間違いかもしれない。でも、冷静ではいられなかった



そっからは売り言葉に買い言葉で終わらない言い合いが続いた。




「ちょっと頭冷やせ」
それは自分自身にも、言った言葉だった。れいあが浮気なんてする筈ない。ちょっと考えればそんなことはわかる。でも、ほかの男に抱きしめられていた、あの光景が頭から離れなかった。




「圭太!?」



そう、叫ぶれいあを残して俺は山内と一緒にゆうきたちのいる方に向かった。
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