流れ星☆彡
それから、優太の18才のお誕生日のこと……


一年前の出来事がトラウマになって『優太の誕生日を一緒に過ごしたい』って言えなくて悩んでいたら……


あなたは、



『いちいち聞かなくても一緒に過ごすことが当たり前だって思ってた』



って、言ったんだよ。


あなたにとっても一緒にいることが当たり前になってるんだって知って、凄く凄く幸せな気持ちになれたんだよ。



『放課後からの絢華の時間を俺にちょうだい』



って言われた時は、胸が痛いくらいにどきどきして、あなたへの好きがまた増えたんだよ。




それから、学園祭で見たくない光景を目にした時のこと……


胸が張り裂けそうなほど痛くなって……


でもあなたはそんなあたしをぎゅっと抱き締めてくれた。


伝えたいことは、言葉にしないと伝わらないってことに気付いた。


あなたの前では、素直な女の子でいたいって……


そう思ったんだよ。
< 392 / 404 >

この作品をシェア

pagetop