流れ星☆彡
それから、優太の20才のお誕生日のこと……



『俺んとこ永久就職しにこいよ』


『絢華、俺と結婚してください。俺、絢華と幸せになりてぇ。……高校卒業したら、結婚しよう?』



二度もプロポーズの言葉をくれたよね。


信じられなくて……


でも物凄く嬉しくて……


涙が止まらなくなったんだよ。


自分の誕生日に、あたしからのプロポーズを受ける返事が欲しかったというあなたに……



『もしあたしが受けなかったらどうしてたの?』



って聞いたら、あなたは



『絢華は絶対受けるって思ってたから。だってさ、絢華は俺のことがすっげぇ好きだろ?俺がいねぇと生きていけねぇだろ?』


『でも、俺も絢華がいねぇと生きていけねぇけどな』



って言ったんだよね。


この時は……


これからもずっと一緒にいられるって……


一緒に幸せになれるって……


信じて疑わなかった。




あなたが社会人で、あたしが高校生だった二年間……


あまり会えなかったけれど、いつもあなたが与えてくれる愛を感じられて、凄く幸せだった。
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