流れ星☆彡
優太に腕枕されながら、あたしは優太の鍛えられた胸板に頬をすり寄せる。


あったかいな。



「絢華、身体は大丈夫?」


「うん、もう痛みはないよ」



あれから身体を重ねるたびに、痛みは薄れて、今はもうまったくない。


でも、優太は毎回こうやって“大丈夫?”って聞いてくれる。


ほんとに大好き。



「痛みがなくなると、何が生まれてくんの?」


「えっ!?」



優太の顔を見るとニヤニヤしていて、絶対にからかってるんだって思った。



「教えないもん!」


「はは、……俺はすっげぇ気持ちいいけど」


「えっ、ちょっ!」



あまりにもストレートな発言に、心臓がどきどきと激しく動きだして、顔がかぁぁって熱くなった。


凄く恥ずかしくなって、優太の胸に顔を埋めた。



「……絢華は?」


「えっ」



さっきのニヤニヤはどこへ行ってしまったのか、急に真剣な声になるから、トクンと胸が音をたてた。



「絢華も、気持ちいい?」


「……うん」



と言ったはいいけれど……


恥ずかしすぎるっ!



でも……



「心も身体も、……気持ちいいよ」



あたしの気持ちも知ってほしくて……


優太の顔を見ながら本音を言うと、優太も真っ赤になって……


そのままぎゅっと抱き締められた。



「絢華には、適わねぇ」



優太は、あたしの髪の毛に顔を埋めながら、呟くようにそう言った。
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