切端詩集 断片的な虚構
待ってる




『待ってる』


散々しでかして
もう後がないのがわかった
ちょっと清々しいのは
君が追い詰めてくれたから

君を認めてる
賢くて執念深くて
強くて絶望していて

捕まえに来て
君が待ち遠しい
僕の居場所はきっと
君にしかわからないよ






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