あたしが見た世界Ⅲ【完】





「で、マクベスって何?」




まだ読んでなかった本の存在を知り、興味がわく。




「シェイクスピアが書いた悲劇の一つ」




「………………………」




――……しぇいくすぴあ…?




「誰それ?」




俺がそう言うと、場の空気が停まったように感じた。




「…朱雀、シェイクスピア知らないの?」




梨斗がさっきとは打って変わって、かなり心配そうな顔をして俺を見る。




「え、そんなに有名なん?直木賞獲った人?」





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