あたしが見た世界Ⅲ【完】
「――って違うわ!」
「え、ナニが?」
俺の突然の大きな声にアイはキョトンとしていた。
「お前今までなんしょったん?どこおったん?てか、死んだんじゃなかったん?」
「どこおったん…って、パピーの仕事の都合でドイツおった」
「は!!?」
アイは、「今更どうした?」とでも言いたげな顔をする。
「てか、死んだってどゆことやぁっ。なに勝手に殺しとるん!!?」
「え、イヤだって一家全滅って……」
「それ二丁目の家じゃなかった?」
「!!?」