本当の恋
しばらくして、玲花がアタシのほっぺをつねった。

「いったァ!!!!!!!!」

アタシは涙目になりながら玲花を見た。

「おーぃッ!!さっきからぼぅっとしてどうしたぁー??」

玲花のキリっとした目がアタシを見つめる。

「あ…、ごめっ。考え事しててッ…」

玲花は、またアタシを覗き込んだ。

「…大丈夫…??なんかあったら、アタシに相談してよねっ!???」

どうしよっ…。

今、言った方がイイかな…??

と思った瞬間、玲花が立ち上がった。

「そろそろ、洋服のタイムサービス始まる時間だよっ♪」

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