黒羽の裏切り
parte 3
どのくらい時間がたったんだろう。
だんだんと意識が戻ってくるのがわかる。
気づけば心拍数も正常に戻っていた。
視界もまだ若干ぼやけているが、手の中のハートが見えて。くる
その小さいオブジェは動きをやめ、色も前の真っ黒に戻っていた。
?
でも空気がなんか違う。
照明も、家のより断然暗くて、ほのかに明かりが見えるくらい。
んーと・・・どこここ。
「のあちゃん、大丈夫?」
隣から甘い声が聞こえてくるので横に振り向くと、心配そうな、やさしい顔をしたユゥが立っていた。
「あ。・・・・うん。」
「はあ、よかったあー。とりあえずワープはちゃんとできたよ。
時間がないからさっそく行こうか。ついてきて。」
ちょっと強めに手を引かれる。
「あ、いや、ちょっと・・・ここどこ?どこに行くの?」
一応ついて行きながら聞いてみる。
「えとねー、ここは石川県あたりの森のはずれにあるバーだよ。
これからね、羽の準備をここでしてもらうから、とりあえず早く行こう。」
ユゥはこっちを見ずにずんずん暗い店内を進んでいく。
「え?バー?」
そういえば目が暗闇に慣れてきて、よく見渡すと
確かにお客がちらほら座っていて、まさにオシャレなバーになっている。
ていうか・・・
石川県?!
東京都内にさっきいたばっかだよね?
ワープって・・・・
ほんとだったんだ。
だんだんと意識が戻ってくるのがわかる。
気づけば心拍数も正常に戻っていた。
視界もまだ若干ぼやけているが、手の中のハートが見えて。くる
その小さいオブジェは動きをやめ、色も前の真っ黒に戻っていた。
?
でも空気がなんか違う。
照明も、家のより断然暗くて、ほのかに明かりが見えるくらい。
んーと・・・どこここ。
「のあちゃん、大丈夫?」
隣から甘い声が聞こえてくるので横に振り向くと、心配そうな、やさしい顔をしたユゥが立っていた。
「あ。・・・・うん。」
「はあ、よかったあー。とりあえずワープはちゃんとできたよ。
時間がないからさっそく行こうか。ついてきて。」
ちょっと強めに手を引かれる。
「あ、いや、ちょっと・・・ここどこ?どこに行くの?」
一応ついて行きながら聞いてみる。
「えとねー、ここは石川県あたりの森のはずれにあるバーだよ。
これからね、羽の準備をここでしてもらうから、とりあえず早く行こう。」
ユゥはこっちを見ずにずんずん暗い店内を進んでいく。
「え?バー?」
そういえば目が暗闇に慣れてきて、よく見渡すと
確かにお客がちらほら座っていて、まさにオシャレなバーになっている。
ていうか・・・
石川県?!
東京都内にさっきいたばっかだよね?
ワープって・・・・
ほんとだったんだ。