正夢絵本


「そうか…そういう事か……」


沙耶はあまりの衝撃に身震いした。


「まさかこんな本が実在してたなんて…信じられないけど実際に夢で願った事叶っちゃってるし…」


しかし妙に納得もした。これで正夢を立て続けに見た辻褄が合うからである。


「何かよく解らないけどすごいもの手に入れちゃったな。」


沙耶はだんだん嬉しくなってきた。
しかし幾つか疑問点も残るので、いろいろ自分の気になる事を試しながら使っていく事にした。

まずはあの本に、いつあのような記述がされるのか気になったのでそれを確かめる事にした。
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