あなたのこと大好きでした。



あれは中3の冬


受験の日で寝坊しかけた私は急いでホームに駆けつけ階段で足を躓いてしまった


やばい、おちる!

って思った時誰かに手を引かれた

ドサッ


『きゃっ…!』

『わっ!!』


引いてくれた体は私より小さくて倒れてしまった


『いた…くない?』

目を開けてみると何処も痛い所はなくて周りには私を見るたくさんの人がいた


『いたた…』

私の下から声がした


…下?


下を見てみると身長が150もないくらいの男の子が私の下に倒れていた


『えっ!?だ、大丈夫ですか?!』


私はすぐに上から退いて声をかけた

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