刻印を持つ古の巫女


…鬼慈志が紗良から遠のいて行く。




鬼慈志はこっちにいるみたいだな。




邪気を追ってたどりついた先は…




魔原森(まげんもり)。




ここは昔から妖怪の住みかと云われている魔の森。




飛行をやめて鬼慈志の邪気だけを頼りに歩く。




ん?
鬼慈志の邪気がここで止まった?




「やぁ、炎鳥。久しぶりだね。」




「っ、鬼慈志...。」



目の前に現れたのは紅弥様を苦しめた張本人、鬼慈志だった。




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