刻印を持つ古の巫女
「炎鳥から千覇の事を聞いたみたいだね。」
「なんでそれを…」
「僕はいつでも紗良の事を見ているから。
でもね、千覇を見つけるのは僕が先だよ。」
「見つけるのは難しいって炎君が。」
「確かに難しいよ。
でもね僕にはそんなの関係ないんだ。
だって僕は魔界の王だから。
あんなやつさっさと見つけつ力を取り戻さないと。
そしたら紗良を向かいに行くからね?」
「っ、そんな事私がさせない!
千覇は私が先に見つけつ出すんだから!」
私の意気込みに目を見開く鬼慈志。