*小さな光*−幸せな未来へ−

目をあけると、眩しい光が目に入った。


｢あれ…??朝…??｣


あたしは、あれからいつの間にか寝ていた。


｢今、何時だろう…。｣


そう思って、時計を見ると、7時30分だった。


今日の予定は8時から遠藤先生と斎藤先生のカウンセリングを受けることになっている。


｢用意しないとな…。｣


重たい体を起こして、あたしは、用意を始めた。

そして、用意も終わり、あたしは部屋を出た。


｢あ…。お、おはよう…。｣


そこには、律がいた。


昨日の今日ですごく気まずい。


｢おはよう…。｣


あたしは、それだけ言って、その場から逃げるように走った。