狼君と、お嬢様♪




 声が聞こえる。

 どこかで明が俺の名前を呼ぶ声が―..。



「-キ君。アキ君?ここで寝てたら、風邪

 ひくよ?」



「.....ん....明...?」




「うん!ただい、ま―...........え?!」




 傍に、明がいる...。


 
 寝ぼけながらも、俺は明に抱きついた。


 
 明の、匂い...いい匂いだな。


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