狼君と、お嬢様♪




「ゆ、柚馬さんの為に、その、少しでも

 お力になりたくて...」




「何。お前俺が好きなの?」

 


「え?!そ、それは...」



 うわ...。顔真っ赤。

 そんくらいで赤くなるか?



「...んです」



「え?」



 ぼそりと言った声が聞こえた。

 


「初めて、なんです。こんな気持ち...」



< 32 / 272 >

この作品をシェア

pagetop