Light of hope Ⅰ【完】




恨めしげに蓮を見上げれば、ぶつけた頭を優しくなでられた。



「眠いんだろ。……膝貸してやるから寝ろ」



いつものお返しみたいな?



「じゃあ、遠慮なく……」



ころりと蓮の膝に横になると思いのほか心地よく、すぐ眠気に襲われた。



「今日も、8時で良いか?」



「ん」



ほぼ意識がない状態で返事をし、意識を手放した。



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