Light of hope Ⅰ【完】
振り下ろされた軽い拳をパシッと受け止める。
「な!?」
驚愕の表情を浮かべる海斗の母親に、追い討ちをかけるように言葉を発する。
「思い通りにならないと暴力?悪いけど、貴方にやられるほど弱くない」
「っーー、離しなさいよ!!」
「ならもう帰って、2度と海斗の前に現れるな」
「クソッ!!」
女は力の差が分かったのか、逃げるように立ち去った。
「ふぅ……大丈夫?」
その姿が消えるまで目で追い、コンビニのある方へと消えたのを見て肩の力を抜く。
そして海斗の様子を確認するために振り返る。