Light of hope Ⅰ【完】
「とりあえず座ったら?あそこにベンチがあるし」
「………」
促すと無言で頷き歩いて行く。
「お茶飲んで、落ち着きな」
ベンチに座ったのを確認すると、先程買ったばかりのお茶を渡す。
「サンキュ」
素直にお茶を受け取り飲み出した姿を見て、ひと安心し息をつく。
海斗はベンチにお茶の残りを置き、何か言いにくそうに口を開く。
「………あのさ、俺の過去……聞いてくれるか?」
「うん、海斗が良いのなら」
「あぁ………さっきの女は俺の母親だ。俺の女嫌いの元凶……」
海斗はゆっくりと過去を話し出した。