Light of hope Ⅰ【完】
「ふう、もうそろそろ上に行こうかな……何も言わずに来ちゃったし」
「え!?や、やばいですよ」
もうそろそろ上に戻ろうかと腰を上げると、急に慌て出した毅を不思議に思った。
てっきり蓮達に一言声を掛けて降りてきたと思っていたのだろう。
それにしても、何をそんなに慌ててるんだろう?蓮達にな何も言わずに来ちゃったこと?
「何がやば……
『バァーンッ』
……え?」
そんなに慌てる理由は何か聞こうと口を開くと、凄い音がしたので音のした方……つまり上を見ると鬼の形相の蓮が仁王立ちをしていた。