Light of hope Ⅰ【完】
「え、ちょっと蓮っ」
「大人しくしてろ」
急に抱き上げられたため驚き、腕の中で暴れると力で押さえつけられた。
それでも、左肩を庇ってくれるところは流石だ。
抱き上げた私を車椅子へと乗せ、自ら押し始める。
「…ありがと」
「ああ」
病院を出てしばらく進むと、見覚えのあるワンボックスカーが見えた。
蓮は車に着くと、また私を抱き上げて一緒に乗り込む。
「車椅子は後ろに乗せとくからね」
その間に朔が後ろに車椅子を乗せた。