Light of hope Ⅰ【完】
私にとってはたった2時間でも、蓮にとってはそうではないらしく、足元にある布団を首元まで引っ張り上げられた。
「2時間もだろ。絶対安静だってことを忘れるな」
厳しいことを言いながらも、優しい声色で注意をしてきた蓮に、肩を竦めて小さく返事を返す。
「……はーい」
ああ、何か寝てばっかりだと無性に動きたくなる。
絶対に体が鈍っちゃうよ……。
そんな事を考えていると、突然ドアが開き、
「うどんを作ってきたわよ」
トレーを持った律さんが入ってきた。