らぶ・みー 
話しているうち、だんだん気持ちが落ち着いてきた。

彼の言葉に安心したら、涙が溢れてきて、声が詰まった。



「雪乃?大丈夫?」

「うん。.....泰樹の声が聞けて良かった。ずっとドキドキしてたけど、ちょっと落ち着いた。」

「あ~っ、もう、何でこんな時に限って出張なんだよ。今すぐ会いに行きたいくらいだけど、今度会えるのは木曜になっちゃうのか.....。」

「.....仕方ないね。でも、早く会いたい。」

「うん。会って、抱きしめたい.....。」



そう言われたら、言葉だけなのに、彼に抱きしめてもらっているような気持ちになってきた。

土曜日から続いていた緊張が解れて、空気まで柔らかく感じる。

相馬さんの存在は怖いけど、今は彼の言葉を信じて耐えるしかない。

早く、泰樹に会いたい.......
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