らぶ・みー 

「もしかしてこれは神様が私にくれたチャンスなのかな、なんて思ったり、飲みに誘って、慰めてるフリして、このままお酒の力で何とかできないかって考えてみたり.......柄にもなく、恋する乙女になっちゃった。」

「.......好きって、言ったの?」

「言ってない。」

「どうして?」

「言おうと思ったけど、言えなくなっちゃった。彼がどれだけあなたのこと愛してるか、一緒にいて、嫌って言うほどわかったから。」

「.......。」

「正直、それはそれで辛かった。」

「.......。」

「誕生日の次の日から、彼の時間は止まってるの。当然よね。幸せの絶頂にいたはずなのに、サヨナラも言わないで、いきなり消えちゃったんだもん。」

「.......。」

「このままじゃ、彼は前に進めない。結果はどうあれ、一度会ってちゃんと話してみたら。」

「でも.......。」
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