らぶ・みー 
意を決して、振り返った。

会いたくてたまらなかった愛しい人の顔が、すぐ傍にある。

目が合っただけで、胸が張り裂けそうになる。



彼は私のカラダを半転させ、正面からしっかりと抱きしめた。

彼の肩にもたれかかり、私も彼を抱きしめた。

ずっと、ずっと、こうしたかった。

彼の温もりが欲しかった........




「ホントはこんなひどいこと、したくなかった.....。」

「.......。」

「でも、私といたら、泰樹がダメになる。」

「違う。」

「.......。」

「雪乃が一緒にいてくれないと、俺は幸せになれない。」

「.......。」
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