らぶ・みー
「なんか顔赤くない?目もトロンとしてるし、具合悪い?」
「うん、ちょっとね。でも、大丈夫。」
「そう?」
おでこに手を当てて、心配そうに私の顔を覗き込む。
家族は誰も気付いていなかったのに、彼は優しい。
私をちゃんと見ていてくれる。
「やっぱり熱い。ダメだよ、無理しちゃ。」
「.....だって、会いたかったから。」
彼は私の頭をポンポンして、そのまま肩に腕をまわして抱き寄せた。
「感染っちゃったら、ごめんね。」
「いいよ。雪乃さんの風邪なら貰っても。」
「ダメ。」
「いいの。」
彼は私のおでこに自分のおでこをコツンとぶつけて、微笑んだ。