らぶ・みー 
電車は通勤客でいっぱいで、熱気に満ちていた。

当然、座ることもできず、彼は私の背中に手をまわし、自分の身体に寄りかからせてくれた。

見上げるとすぐ傍に彼の顔があって、あまりの近さにドキドキする。

と同時に、守られている安堵感も感じる。

私はちゃんと彼の「恋人」になれてるのかな?

彼の目には、どんな風に映っているんだろう.......



三つ先の駅で降りて、コンビニで軽めの夕食を買い、彼の車が停めてある駐車場へ向かった。



「大丈夫?」

「うん。」

「寝ててもいいから。」

「ありがとう。でも、大丈夫。せっかく来たのに、寝ちゃったらもったいないもん。」

「そうだけど.....あんま、無理すんなよ。」
< 78 / 325 >

この作品をシェア

pagetop