声をきかせて


「あっ!ココだよ!こーこ!」

「わぁ、めっちゃおしゃれなお店。」



メイが連れてきたお店は本当に

綺麗でおしゃれなお店だった。


「心優、早くはいろ!」



メイは幼稚園児並みのはしゃぎようで

私の腕をこれでもかっとゆうくらい

ひっぱってきた。


「わかったって!ひっぱんないでよぉ。」


「あっ。雪夜くぅん!」



いきなりメイはそう叫び

私の腕から離れ二人の男の子の席に

走って行った。


「…え」

私は思わず声をだし驚いた。


「あ、昨日の子!」

「え?雪夜君と心優知り合い?」

「んー顔しかしらないけどな。」

「なにそれぇ!」


メイは笑いながら雪夜くんの方に

寄り添った。

まるで恋人みたいだった。

いや、実は彼氏だったりするかもしれない。

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