君と本気のラブゲーム


「なんでもない!私、そろそろ帰るね」


「あ、うん。引き止めてごめん」



諒兄がバイトに行くタイミングで帰ろうとしていた嘉乃を引きとめて今に至るのだ。



「全然!!いつでも呼んでね!私アヤのためならいつでも来るから!」


「あはは」


「本気だよ?……ちゃんと、頼ってね」



頼る?


一瞬その単語に首を傾げたが、まあいいかと流した。



「嘉乃もね!…じゃあ、また!」



玄関まで嘉乃を見送って、私は自分の部屋に戻る。




同じようにゲームから始まった恋なのに。


どうしてこんなに、嘉乃とは違う道を辿っているんだろう。





京佑くんとの関係は、かわらない。


ただ、私の中でどうしても京佑くんに対する罪悪感は伴ってしまって。



「……私、間違ってるのかな……」


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