君と本気のラブゲーム
「……嫌、なんて言えるわけないじゃん……!」
「あや」
「好きな人に触られて、嫌なわけ、ないでしょ……!?」
怒ったような言葉に、瞬間、心臓が変な音を立てて、揺れた。
服から手を抜いて、ギュッと綺深を強く抱きしめる。
「……俺の方が、好きだけど」
「こ、こそばゆい!!」
「……そこはくすぐったいって言ってよ」
「むずがゆいーーっ!!」
さっきまでの甘い雰囲気はどこへやら、布団の中でじゃれる俺たちは、まるで幼い兄妹のようで。
触れ合う温もりが、心地よくて。
お互いの身体が抱き合う感触に、不思議なほど違和感がなかった。
繋がっていなくても、溶けてひとつになってしまいそうなくらい、こうあることが正しいようで。