意地悪なご主人様【おまけ完】

淳史side

2人に見つめられ、

なかなか言い出せない・・・

・・・

でも、ちゃんと言わないと。

・・・

オレはやっとの思いで、

今までの経緯を話し始めた。

・・・

オレには、

小学校の時からの幼なじみ、

優実がいた。

・・・

彼女とはとても仲良しで、

今までずっと友達でいた。

・・・

オレはいつの間にか彼女が好きになっていたが、

優実には、彼氏がいた。

・・・

とても仲良さそうで、

オレの入る余地なんかないと思った。

だから、友達として、

彼女を見守っていた。

・・・

だが、昨晩。

泣きながらオレに電話をかけてきた優実。
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