いつか必ず…

「──と言うわけで一年間よろしくお願いします。今日はここまで。
じゃあ相川くん号令お願いします。」


「きりーつ。」


「さよーなら」


『さようなら!』


無事、1日が終わった。


私はケータイを確認するとメールが来ていた。

あ、メール。


メールを読むとお母さんから。
“保健室の先生にはお世話になるんだからご挨拶しときなさいよ”と書いてあった。


…私だってさ、挨拶しにいくつもりだったよ。でも男性なんだもん。
仲良くできる自信ないよ…


それでもお世話になることはわかってたから行かなくては。


私は重い足を動かし、保健室へ向かった。




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