羽をくれた君~side陸~【完】
嘘だってわかんねーのか。ホントウケルなこいつ。
「ばーーーーーーーか」
プレゼントを手に持たせ、「あんたにだよ」と言うと、奈緒は拍子抜けした顔をした。
「まじうけるわ。他に誰いんだよ!?」
「なんで・・・あたし?」
信じられないとばかりにプレゼントをじっと見つめている。
まぁ驚くわな。
俺も自分が信じられねーよ。
誕生日だからという事を伝え、俺はまたソファに寝そべった。
なんか気恥ずかしい。
ガサガサと箱を開けている音がする。
「これ・・・!!」
「それ、ほしーっつってなかった?」
しばらく黙っていたので奈緒の方を見ると、じっとネックレスを見つめたまま固まっていた。
目に涙を浮かべている。