溺愛兄に囲まれて。



「結構メイクしてるしみんな絶対分かんないよ まあ私は一発で分かったけど」


それは…どうなんだろうか。


「てゆうか優那…瞬と手ぇつないで大丈夫だったのか?」


柚月が言っているのはお兄ちゃんたちのことだろう。


「…ギリギリ?」


あそこで電話が着てなかったら瞬は…いや、考えるのはよそう。


< 66 / 203 >

この作品をシェア

pagetop