涙ペットボトル

そう思っていると駅についた。


重たい気持ちを抱えこんだまま。


「んじゃ。また明日な!」


「うん!またね」


そう言うと優太くんは駅とは逆方向に
帰って行く。



あれ?優太くんって電車通じゃ───。


…………え?。もしかして、、


傘わすれちゃったから送ってくれた?


「優太くん!!ありがと~~!!!!」


あたしは大きな声で駅のほうまで聞こえるくらいに言った。


「声でけーな」


優太くんが爆笑してきた。




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