Special Edition
それも、華奢な腰では無く
…………ふくよかな胸を。
「暴れるなって!!」
「変なとこを障るからですよ////」
「変なとこって?」
「んッもう!!////」
「ひゃっ!!/////」
「怯えんなって」
「だっ、だってぇ~/////」
「フッ、またそうやってエロい声で俺を煽る」
「あっ、煽ってなんかいませんよッ!!////」
「トロンとしてる顔で説得力ゼロだぞ?」
「ッ!!……んッ/////////」
僅かな抵抗とでもいうのか、
ゆのは俺をキッと睨んだ。
けれど、そんな事で俺が動じるワケも無く。
俺は腕の中に捕らえた寵姫の唇を奪い、
甘く蕩けるようなキスの雨を降らす。
母さんに、
風呂の準備を頼んでおいて正解だったな。
暑い中での仕事のご褒美がコレなら
幾らだって我慢出来るってもんだ。
湯温のせいなのか、
ゆのの色香に酔わされたのか。
俺らは艶気を帯びた蜜箱で
熱い熱い口づけを……―――……。
~FIN~