Special Edition
「………そうなの?」
「あぁ。……ヤキモチ妬かなくても浮気はしねぇよ」
「ッ!!べ、別にそんな事…」
「俺はアイツと違う」
「//////////」
真剣な表情で
そんな風に言われたら……。
もう、嬉しくて恥ずかしくて。
だけど、本当に亘とは違う。
それは紛れもない事実。
潤くんの優しい眼差しに癒されながら
ゆったりとした時間を過ごした。
「葵、そろそろ出ようか?」
「うん」
コートを羽織って、席を立つ。
暖かい店内から急に寒い外へ出ると
冷たく痛いほどの風がヒューッと…。
その時―――――、
「んッ??!!!」
「ちょっと待ってろ」
「……うん///////」