Special Edition
「小町は、小町だけの身体じゃない」
「へっ?」
「ちょっと、大和っ!」
「いいだろ、別に隠さなくたって。どうせ、そのうち分かる事だし」
「………そう……なんだけど………」
私と大和の会話を聞いて勘付いた志帆ちゃんは、
「先輩っ!!もしかして、…………オメデタ?!」
黒目がちな大きな瞳を更に大きくして、物凄い羨望の眼差しを向けて来た。
「…………………ぅん」
「えっ、ホントですかっ!?」
「……うん、昨日判ったの」
「キャアァ~~~ッ!!先輩っ、おめでとぉ~~~っ!!」
「んっ………ありがとね/////」
照れながら頷く私をギュッと抱きしめる志帆ちゃん。
自分の事のように嬉しがってくれている。
昨日遅番だった私は、出勤前に産婦人科を受診した。
毎月規則正しく来ていたモノが来なくなり、不安と期待と恐怖でここ数日夜も眠れなかった。
そして、受診した結果、妊娠6週目だと判明した。
そんな事もあり、大和が今まで以上に私を大事にしてくれる。
ちょっと異常すぎるくらいあからさまなのが、玉に瑕なんだけどね。