Special Edition


「小町は、小町だけの身体じゃない」

「へっ?」

「ちょっと、大和っ!」

「いいだろ、別に隠さなくたって。どうせ、そのうち分かる事だし」

「………そう……なんだけど………」


私と大和の会話を聞いて勘付いた志帆ちゃんは、


「先輩っ!!もしかして、…………オメデタ?!」


黒目がちな大きな瞳を更に大きくして、物凄い羨望の眼差しを向けて来た。


「…………………ぅん」

「えっ、ホントですかっ!?」

「……うん、昨日判ったの」

「キャアァ~~~ッ!!先輩っ、おめでとぉ~~~っ!!」

「んっ………ありがとね/////」


照れながら頷く私をギュッと抱きしめる志帆ちゃん。

自分の事のように嬉しがってくれている。



昨日遅番だった私は、出勤前に産婦人科を受診した。

毎月規則正しく来ていたモノが来なくなり、不安と期待と恐怖でここ数日夜も眠れなかった。


そして、受診した結果、妊娠6週目だと判明した。


そんな事もあり、大和が今まで以上に私を大事にしてくれる。

ちょっと異常すぎるくらいあからさまなのが、玉に瑕なんだけどね。


< 396 / 477 >

この作品をシェア

pagetop